腎不全の治療法に透析というものがありますが、この透析とは一体何でしょうか。 まず、一般的な透析というのは、水分に溶けた分子が膜を通して移動することをいいます。 つまり、半透膜を使って低分子物質を除き、純粋なものだけにするわけです。 ろ過というのが一番イメージしやすい表現でしょう。 腎不全で用いられる治療法は、人工透析と呼ばれており、透析と省略されることもあります。 腎不全というのは、腎機能が著しく低下している状態です。 腎臓は体内の毒素を分解する役割を担っており、この腎臓が正常に機能しないと体内に毒素が残っていきます。 毒素が残って蓄積していくと、当然ですが、人体に何らかの悪影響を及ぼします。 毒素を分解するのは腎臓に大きな負担をかけてしまうので、それを避けるために機械を取りつけ、人工的に毒素を透析する治療が腎不全には有効です。 腎不全の透析治療には、血液をろ過する血液透析療法と腹部にカテーテルという管を通して不純物を取り除く腹膜透析療法があります。